文様の名前で読み解く日本史(プレイブックスインテリジェンス) | |
![]() | 中江克己著 出版社 青春出版社 発売日 2004.11 価格 ¥ 788(¥ 750) ISBN 4413041070 |
青海波、観世水、鰹縞、亀甲、唐草、吹寄…。日本人の美の心が文様の名に秘められた時代の趨勢。文様を季節ごとに分け、文様から浮かびあがってくる日本人の意識や歴史を刻む逸話などを紹介する。 [bk1の内容紹介] bk1で詳しく見る ![]() |
『判じ物』という文様の種類があります。
よく目にするもので言いますと『鎌・輪(○)・ぬ』と続けた
『構わぬ』文様ですとか、『斧(よき)・琴・菊』と続けた
『良き事聞く』文様ですとか。
デースケドガーを判じ物文様にするとしたらさて如何致し
ましょうね。無理難題を押し付けられて『ですけどがー』と
苦笑いしている番頭さんの表情でも写しとって判じ物と
致しましょうか。それとも何か適当な漢字を宛て、そこから
更に捻りましょうか。泥助江戸蛾亜ですとか出伊助江渡瓦阿
ですとかね。
こう言う埒も無き遊びならふつふつと湧き易い我が身が何とも。
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