2005年04月24日

通人にならぬ為に

我が事ながら、本を読む時に波があるので困ります。
読み進められない時は頑として一行一文字たりとも
目が進んでくれないのですが、時によっては頭の片隅で
区切りを考え手は栞を挟む為に動いていても、ほんの
隙間を縫ってずるずると読み進めてしまうのです。

コーヒーに憑かれた男たち
嶋中 労
中央公論新社 (2005.1)
通常24時間以内に発送します。


全く、恐ろしい本です。
プロローグと題された部分を読む限りではグルメ本と
同量だけ存在するであろうアンチグルメ本と言う認識を
抱き、精神状態に拠っては本を閉じたまま顧みる事は
無かっただろうと思われます。
そのときについ読む手を休める中休みが入ったのが
良かったのか悪かったのか。気を取り直して頁を捲った
筆者はずるりずるりと説き起こされてゆく珈琲道人達の
世界に引きずり込まれていたのです。
いや、真に恐ろしいと思ったのはその珈琲道人達の
生き方の片鱗なのですけどね。あと覆される常識と。
正に『憑かれた』方々です。その迫力が多分頁を
捲らせたのでしょう。
posted by 葡萄瓜XQO at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | 更新情報をチェックする
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