2005年05月07日

淡々二題

中島らもの誰に言うでもない、さようなら
鮫肌 文殊 / 中島 らも / 中島 らも〔著〕 / 中島 らも〔著〕 / 中島 らも〔著〕
メディアファクトリー (2005.3)
通常24時間以内に発送します。


とりあえず受け止めて飲み込む事。
そして、自分の中の先入観を流す事。
この一冊の中に刻まれた時を味わうにはそれが良いかと。


ヘウレーカ
ヘウレーカ
posted with 簡単リンクくん at 2005. 5. 7

白泉社 (2002.12)
通常24時間以内に発送します。


発見とは、既にあったものを見出す事。
其の為の遠回りを是ととるか非ととるかは個人の自由です。
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2005年05月06日

色溢れ色流れ

色々な色
色々な色
posted with 簡単リンクくん at 2005. 5. 6
ネイチャー・プロ編集室
光琳社出版 (1996.12)
この本は現在お取り扱いできません。


この世に溢れる色達を森羅万象に準えて解説分類した一冊。
天然に溢れる色彩を見てからいざ其の色を人工で再現しようと
すると、最後の最後でどうしても満足出来ないと言う事が
ございませんか?
確かに色自体を分析して数値を割り出す事は容易に出来る
かも知れません。しかし、色の醸し出す風情や色に纏わる
感情と言うものは数値に出来得るのでしょうか?
全てを計算ずくでやろうと思わずに何処か曖昧さを残した
方が上手く行く事も、時には有り得るものです。
posted by 葡萄瓜XQO at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月04日

心の鑑

日常手回りのメモのみで使う文字は兎に角として、人様に
お見せする文字は美しいに越した事はございません。

カリグラフィー
小田原 真喜子 / 福本 友美子 / Harris David
日本ヴォーグ社 (2004.10)
通常24時間以内に発送します。


カリグラフィと言う技法には、デジタル全盛になった
当世でも皆何処か惹かれております。
欧文フォントの多くはカリグラフィー字体を基盤とした
ものが多く、好んで遣う方もまた多い様ですので。
その手本帖であるこの一冊ですが、装丁もまた優れて
おります。本編をダブルリング(ツインループとも。
針金を二重にした輪で綴る製本技法)で綴った後、その
リングごとハードカバーとして装丁する方法をとって
おります。
これですと開き易く又開いたままでも安定し易く、
又持ち運びの際に破損する恐れも少なくなります。
リング式の装丁では、仮令シングルリングがダブルリングに
なったとしてもそのリング部分からの破損の恐れと
言うものを考えておかねばなりませぬ故。

美しい文字は、観ている人の心も和らげます。
その事を念頭に置きつつ、さて頁を捲りましょうか。
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2005年05月02日

子供と周囲

プルートウ 2
浦沢 直樹 / 手塚 治虫 / 手塚 真
小学館 (2005.4)
通常24時間以内に発送します。


或る意味で言えば、確かにアトムと言う存在が中心に置かれた巻です。
然しながら、其れは『鉄腕アトム』と言うスーパーロボットではなく、
アトムと言う名前の世間と向き合っている子供としての存在です。
原作で避けられていた彼を巡る陰影が、この巻では浮き彫りになりつつ
あると筆者は読みました。
恐らくアトムと言う存在は太陰大極図ではありません。中心に向かって
影が濃くなってゆく円なのでしょう。中心の一番濃い影は、アトム自身に
拠って封印され、どこかに隠されているのでしょうが。
posted by 葡萄瓜XQO at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月01日

効能

ホットカクテル
アップオン
アップオン (2005.2)
通常24時間以内に発送します。


温かい飲み物が解すのは身体だけではありません。
夏でも、気持ちが凍える事もあるのです。
熱い飲み物で心を解せば、何かが見える事もありましょう。
posted by 葡萄瓜XQO at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月27日

術使い芸遣い

いろは歌に暗号(かくしごと)
鯨 統一郎
祥伝社 (2004.8)
通常2〜3日以内に発送します。


この方も歴史を遣って見事に謎曼荼羅を織り成される方で
ございますね。ふと別の一冊を思い出しました。

人麻呂の暗号
人麻呂の暗号
posted with 簡単リンクくん at 2005. 4.27
藤村 由加
新潮社 (1992.11)
この本は現在お取り扱いできません。


歴史認識に一石を投じると言う事は、勇気の要る事でござい
ますが学術的には色々な面で意義を感じる方が多い事でも
ございます。
時には正攻法でなく、芸事の延長から崩す事に挑むと言うのも
また手立てではありますまいか?
謎を書き、納得の良く解き証しをみせるもまた至難の業で
ございますれば。
posted by 葡萄瓜XQO at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月24日

通人にならぬ為に

我が事ながら、本を読む時に波があるので困ります。
読み進められない時は頑として一行一文字たりとも
目が進んでくれないのですが、時によっては頭の片隅で
区切りを考え手は栞を挟む為に動いていても、ほんの
隙間を縫ってずるずると読み進めてしまうのです。

コーヒーに憑かれた男たち
嶋中 労
中央公論新社 (2005.1)
通常24時間以内に発送します。


全く、恐ろしい本です。
プロローグと題された部分を読む限りではグルメ本と
同量だけ存在するであろうアンチグルメ本と言う認識を
抱き、精神状態に拠っては本を閉じたまま顧みる事は
無かっただろうと思われます。
そのときについ読む手を休める中休みが入ったのが
良かったのか悪かったのか。気を取り直して頁を捲った
筆者はずるりずるりと説き起こされてゆく珈琲道人達の
世界に引きずり込まれていたのです。
いや、真に恐ろしいと思ったのはその珈琲道人達の
生き方の片鱗なのですけどね。あと覆される常識と。
正に『憑かれた』方々です。その迫力が多分頁を
捲らせたのでしょう。
posted by 葡萄瓜XQO at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

目に美しく

当地の天候は縁側で座布団枕で寝転んで本を読むのに
最適な感じでした。風が少し冷やりとしている加減が
又宜しいですね。

マヤ文字を書いてみよう読んでみよう
八杉 佳穂
白水社 (2005.3)
通常24時間以内に発送します。


ローマ字筆記体の書き方が少し怪しくなってきている
自分に書けるんかいな、と半信半疑で頁を捲りましたが…
ハイ、早々にお手上げです。数字の簡略形なら書けると
しても典雅な絵文字は絵心がしっかりと無いと書けません。
言語学に取り組むと言う真剣な感じではなくて、文字と
戯れながら文化に想いを馳せよう、と言う手引きの一冊
です。
マヤ文字の構成原理は確かに簡単そうなのですが、法則性に
融通が利き過ぎるのが難点である様です。マヤ文字フォントを
作ろうと思ったらフォント起こし以上に文字の法則性に
気を遣わないとわやになりそうですね。
posted by 葡萄瓜XQO at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

もののかたち

本は変わる!
本は変わる!
posted with 簡単リンクくん at 2005. 4.24
中西 秀彦
東京創元社 (2003.9)
通常2〜3日以内に発送します。


この本が出てから一年半、又大きく印刷とネットの関わりは
動こうとしています。
昨今の様相を観ますに一見、本の世界がネットに依存している
様に見えますが、実際はその逆の様に思えます。ネット側で
如何こう遣っている人間が言えた口ではないのですが、
本にならなければ露出し得ないネットの中の味わいと言うものが
存在する以上、本にするというメディアとしての身支度は
必要であろうかと。
活字と言う文化は確かに引導を渡されたかも知れません。
しかし、文字を経由した言葉の呪縛と言う文化は残って
います。本がその呪縛の集大成である以上、消える事は
無いでしょう。
posted by 葡萄瓜XQO at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月22日

装いのジレンマ

音楽・ゲーム・アニメコンテンツ消滅
小林 雅一
光文社 (2004.11)
通常2〜3日以内に発送します。


ペーパーバックと言う版型で出版する試みがとられた本です。
ハードカバーでは無い洋書体裁ですね。用紙も再生紙を用いた
との事です。
確かに気軽に手に取り易い体裁ではあるのです。価格も善戦して
あるとは思います。然しながら、文体で調子が狂うのです。
内容と文体から考えるとペーパーバックではなくハードカバーを
選ぶべきかと思えます。ペーパーバックを選ぶならば後に装丁を
別注する前提のものであるべきかと。
筆者の如き素人が読む為には、フォローの為の一冊を横に置く
必要がどうしても生じるかと。これを単体で読む為には、
それなりの素養をきちんと身につけた上で少し崩して置か
ないと格好悪くなりそうですから。
posted by 葡萄瓜XQO at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月21日

桜下一風

山桜の花と葉の対比が鮮やかになって参りました。
散る桜も風情がありますが、こう言う爛漫さもまた良いものです。

丹下左膳
丹下左膳
posted with 簡単リンクくん at 2005. 4.21

リイド社 (2003.11)
通常2〜3日以内に発送します。


林不忘さんの生み出した快男児の面影は、今も何かしら
機会を得れば世の中に顔を覗かせます。
この作品は巨椋修さんによる新編を漫画化したものでござい
ますが、快男児の面影が鮮やかに浮かび上がっております。

この左膳殿もまた、花見煙管を担いで川沿いの桜並木を漫ろ歩く
事でございましょう。ただ、一人でお歩きにはなりますまいが。
posted by 葡萄瓜XQO at 14:42| Comment(1) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月20日

桜の影と枯尾花

日本怪談集 幽霊篇上
今野 円輔
中央公論新社 (2004.12)
通常24時間以内に発送します。


日本怪談集 幽霊篇下
今野 円輔
中央公論新社 (2004.12)
通常24時間以内に発送します。


インターネット盛況の時代でも、いや、そう言う時代だからこそ
得体の知れないマレビトの存在に惹かれる人が覆いのやも知れません。
然しながら、その過程に於いて昨今は風流風情が抜け落ちている
様な気が致します。ただ怖い怖いと生理的に嫌がってこう言う話を
味わうのも結構なのでしょうが、話の中の雰囲気も味わって立体的に
怖がると言うのもまた一興ではないかと思うのです。
そして、このマレビトに纏わる話と言うのはただ怖いだけのものでは
ありません。時には懐を暖める温石の如き話もまたございます。
拾い集められた噺の中に、暫し遊ぶのもたまには良いでしょう。
posted by 葡萄瓜XQO at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月18日

旧きを観る

神隠しと日本人
小松 和彦
角川書店 (2002.7)
通常2〜3日以内に発送します。


暗がりには、今も何かが潜んでいます。

京の色事典330
藤井 健三 / 平凡社
平凡社 (2004.12)
通常24時間以内に発送します。


ネット上の色彩は共通な様で共通ではありません。
モニターを介した色ですので、如何しても観え加減と
言うものがございます。
コードで色を伝えるという手立てはございますが、
それでは如何も味気ない。伝えるからには何か趣向が
欲しいものです。
posted by 葡萄瓜XQO at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月16日

間合いの互換性

漫画しか読まない人がいます。
小説しか読まない人がいます。
それぞれ信条はおありなのでしょうが、自分に合う異文化を
探す前に拒絶していると言う事は、退屈の呼び水にしか
なり得ないでしょう。

漫画には漫画の話の間合いがあり、
小説には小説なりの間合いがあります。
その間合いは生憎と多くの場合互換性ではないのです。
その間合いの読み方の違いが差異を生み出している
のでしょうけど。

追伸
追伸
posted with 簡単リンクくん at 2005. 4.16
森 雅之
バジリコ (2004.6)
通常2〜3日以内に発送します。


この物語は、間合いを読んで物想う為の物語です。
返信と追伸は、読んだ人それぞれがそれぞれの方法で綴るべきかと。
posted by 葡萄瓜XQO at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月12日

春雨しとしと

この時節の雨の形容に春雨を持ち出すのは無芸でござい
ましょうが、当地の今日の雨は正しく春雨の如き雨。
緑豆より製した粉絲の様な、雨。
こう言う雨ならば桜にも優しかろうと思います。

しゃばけ
しゃばけ
posted with 簡単リンクくん at 2005. 4.12
畠中 恵
新潮社 (2001.12)
通常2〜3日以内に発送します。


ぬしさまへ
ぬしさまへ
posted with 簡単リンクくん at 2005. 4.12
畠中 恵
新潮社 (2003.5)
通常24時間以内に発送します。


この二冊はこう言う空模様の中で読むとほっと一息つける
噺と思われます。
江戸がするりと忍び寄ると言う感じでございますか。
江戸は遠くにある場所ではございません。只、今の世では
行き来する細道を見失いがちな場所であるだけでしょう。
posted by 葡萄瓜XQO at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月10日

煩悶色々

また、つかぬことをうかがいますが…
ニュー・サイエンティスト編集部編/金子 浩訳
早川書房(2001.10)
通常24時間以内に発送します。


人間、質問をしつつ前進したり日々ずっこけたりするものです。
この一冊の場合、時に水玉蛍之丞さんの挿絵からもツッコミが
入っているので割に良い刺激となりましょう。
トチの実トチノキの実の違いですとか、ヘリウムガスと声の
関係ですとか、そういった些細だけど首を捻る問い掛けの中身を
知って、とりあえず安眠する為の一冊です。
posted by 葡萄瓜XQO at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月07日

判じ物デースケドガー

文様の名前で読み解く日本史(プレイブックスインテリジェンス)
中江克己著

出版社 青春出版社
発売日 2004.11
価格  ¥ 788(¥ 750)
ISBN  4413041070
青海波、観世水、鰹縞、亀甲、唐草、吹寄…。日本人の美の心が文様の名に秘められた時代の趨勢。文様を季節ごとに分け、文様から浮かびあがってくる日本人の意識や歴史を刻む逸話などを紹介する。 [bk1の内容紹介]

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『判じ物』という文様の種類があります。
よく目にするもので言いますと『鎌・輪(○)・ぬ』と続けた
『構わぬ』文様ですとか、『斧(よき)・琴・菊』と続けた
『良き事聞く』文様ですとか。
デースケドガーを判じ物文様にするとしたらさて如何致し
ましょうね。無理難題を押し付けられて『ですけどがー』と
苦笑いしている番頭さんの表情でも写しとって判じ物と
致しましょうか。それとも何か適当な漢字を宛て、そこから
更に捻りましょうか。泥助江戸蛾亜ですとか出伊助江渡瓦阿
ですとかね。
こう言う埒も無き遊びならふつふつと湧き易い我が身が何とも。
posted by 葡萄瓜XQO at 15:20| Comment(0) | TrackBack(3) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月02日

歯応え、良し

終戦のローレライ 1(講談社文庫)
福井晴敏〔著〕

出版社 講談社
発売日 2005.01
価格  ¥ 490(¥ 467)
ISBN  4062749661

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

終戦のローレライ 2(講談社文庫)
福井晴敏〔著〕

出版社 講談社
発売日 2005.01
価格  ¥ 730(¥ 695)
ISBN  4062749718

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1


心を惹かれたのでとりあえずと思い一読。

親本で続きを読むと言う手もあるのでしょうが、文庫版の
続きを手薬煉引いて待つと言う選択肢も捨て難いですね。
posted by 葡萄瓜XQO at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デースケドガーフォント

ウィリアム・モリスの楽園へ(ほたるの本)
南川三治郎写真・文

出版社 世界文化社
発売日 2005.03
価格  ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN  4418055037
ヴィクトリア時代から現在まで、卓越した才能で根強い人気の芸術家であり、アーツ&クラフツ運動の提唱者であるウィリアム・モリス。生活芸術の巨匠を追った英国紀行。 [bk1の内容紹介]

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ウィリアム・モリスの唐草文様には心惹かれるものがあります。
筆者の場合絵心が乏しいので余計に惹かれているのかも知れません。
そして、彼のデザインしたフォントを眺めている内に、
デースケドガーをモチーフにデザインしたフォントがあったら
如何言うものだろう、と言う空想を浮かべるに至りました。
筆文字風なものになるのか、それとも機械的なフォントになるのか。
SEOコンテスト毎に記念フォントを作ってみるというのも
面白いかも知れませんね。
posted by 葡萄瓜XQO at 17:48| Comment(0) | TrackBack(2) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月28日

しみこむ記憶

旧暦ライフ温故知新
川口澄子画・文

出版社 ピエ・ブックス
発売日 2005.01
価格  ¥ 1,365(¥ 1,300)
ISBN  4894443953
季節を24に分ける(二十四節気)、新暦に対して1か月ほど遅い、同じ時期に同じ日付にならない等々の特徴がある「旧暦」。ちょっとふしぎな旧暦を当世の私的な日常生活に当てはめ、旧暦の仕組みと共に画と文で紹介。 [bk1の内容紹介]

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1


挿画の狙った様な狙わない様な朴訥さに惹かれて手に
取りました。かなり興深い一冊です。
こう言う趣向の本ですと如何しても民俗学ですとか
少し高尚な方向に(意図せずして)流れがちな事が
あるのですが、この本は凡そが柔らかくしっとりと
今に馴染みますね。お豆腐狂言ならぬお豆腐暦と
言った所でしょうか。
全体を流し読むと挿画が又良い味わいを持って浮かび
上がってきます。文章と引き立てあって良い感じの
柔らかさになるのですね。
作者さんのサイト『文京図案室画報』も拝見しますと
中々に好い心の解け加減が味わえます。
台所仕事の合間にふと読むには好い感じの一冊かも
知れません。
posted by 葡萄瓜XQO at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする